旧宅は商家造りの瓦葺き平屋建てで、表の店舗と奥の母屋からなり、店舗は醸造業の倉庫を改造したもので、土間・帳場・居室・台所等があります。
また母屋は寛政5年(1793年)忠敬が48才の時に、自身の設計により作ったものです。
屋敷内の土蔵も含めて国指定史跡に指定されています。
昭和36年に建設された鉄筋コンクリート造り2階建ての建物で、忠敬の著書・測量図・日記・書簡・遺品・遺書など、およそ1,000点の貴重な資料が大切に保存されていました。
館内は撮影禁止ですが、記念館の管理者である佐原市教育委員会のご協力で撮影をさせて頂きました。
この旧記念館は、建設から相当の年月が経ち、また展示面積が狭く、郷土の偉人 伊能忠敬を十分に紹介することが困難となりつつありました。
そこで平成10年5月22日に、小野川の対岸に新記念館が開館します。
なお このホームページ上の画像を二次的に使用する場合には、作成者である小早志正美及び、管理者である伊能忠敬記念館まで連絡をして下さい。
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