『十一面観音』


 欅(けやき)の一木造り。像高3.25メートル。
藤原時代後期の作と言われております。作者不詳。(寺伝に曰く春日の仏師と)。

 もと香取神宮別当・金剛宝寺(神宮寺)の本尊。
明冶の廃仏棄釈の際に、お寺は壊され本尊等野晒となっていたものを市内北横宿大和屋・佐藤氏が譲り受け荘厳寺に寄進しました。

目の前で見ると大迫力!!

以来昭和24年頃まで四万八千日の縁日には多くの参詣客と露店で賑わっておりました。

 昭和35年国重要文化財指定とともに解体修理され、その時、
胎内に<元禄十三年口月、京仏師今井左近之を修理す>の文字を発見しました。


観音様の安置されている収蔵庫

 頭部の化仏は廃仏棄釈の際引き抜かれ、天衣(てんね)の一部、水瓶の蓮華等も失われております。
 襞の彫は翻波(ほんぱ)式といわれており、藤原時代の様式を伝えていますが、全体に腕・胴が長く素朴な姿です。

 台座と舟形光背は江戸期のもので光背には十一面観音の種字(キャ・梵字)が彫られています。
 平成元年9月檀信徒の請願により国県市の補助を受けて収蔵庫が完成しました。


高さは3.25メートル
       

真言宗 諏訪山荘厳寺
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