世界に向けて 
佐原高等学校同窓会報 同窓さはら 平成10年6月28日号より
平成10年6月記述   
この文章は、佐原高等学校同窓会報 同窓さはら 復刊第36号に掲載されたものに、リンク情報を加えたものです。


 インターネットブームと声高に叫ばれたのは、もう3年以上も前のことです。当時は新聞やテレビニュースが、先を争い加熱気味にブームの到来を報じておりました。

 そういう私も、いち早くこのブームに乗り出した一人です。初めの頃は物珍しさも手伝って、色々なホームページを見て回りました。
しかし、情報の宝庫と言われていたインターネットにも、佐原の町 の情報や、母校 を紹介したものがありませんでした。

 幸いにして、私にはコンピュータの知識がありましたので、長い歴史豊かな自然 がある佐原の町や、間もなく創立百周年を迎える伝統ある母校のことを、多くの方々に知ってもらいたいとの思いから、ホームページの制作を始めたのです。

 ホームページで情報を発信してから、1年余りが過ぎましたが、その間に多くの方々から、お褒めと励ましのメールを頂戴しました。
海外からのメールも数多くあり、改めてインターネットの情報伝達能力の高さを認識いたしました。

 これらのことを冷静に考えてみますと、実に素晴らしいことです。
私のような一個人でも、新聞社やテレビ局と同じように、大衆に向けて情報の発信ができてしまうのですから。しかもこの情報は、瞬時に世界中に届くのです。

 母校を巣立った方々は、今や日本国内のみならず、世界中で活躍されています。
これらの方々が自分の生き様を振り返った時、そこには必ず青春時代を過ごした佐原の町が、そして母校のことが蘇ってきます。故郷を離れ、母校が恋しくなった時などに、佐原のホームページを見ると心が和むようです。

 私達の町には、他の街には見られない素晴らしいものが多数あります。
絢爛豪華な祭古い町並み、そして 水辺の豊かな自然 であります。また、先日オープンした 伊能忠敬記念館山車会館 なども欠くことはできません。

 しかし、このような恵まれた自然環境や施設の情報を持っていても、これを外部に発信しなければ意味がありません。
情報は第三者に伝えてこそ、その価値が増すものです。
私はホームページを通じて、佐原の町を一人でも多くの方々に知っていただきたく、世界に向けて情報を発信しているのです。

高校31回卒業 小早志 正美   


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