佐原の二大祭りである、八坂神社 の 祇園祭と 諏訪神社 の秋祭りは、どちらも 豪華な幣台(やだい) が特徴です。八坂神社の境内に建っている山車会館には、佐原の祭りに出る２４台の幣台(やだい)のうち、各祭りから１台ずつを順繰りに展示しています。

この山車会館では、見事な彫り物に飾られた絢爛豪華な幣台(やだい)を、すぐ近くで見ることができます。 その大きさといい、迫力といい、とても一言では言い表せません。 この画像は私が実際に撮影したものですが、幣台(やだい)があまりにも大きいため、その全体がカメラにおさまりませんでした。 実際に山車会館に行って、その大きさを実感してみて下さい。 なお　右の幣台(やだい)は新宿の 仲川岸 のものです。

３階建ての山車会館は、１階に幣台(やだい)の展示室と、３面パノラマ画面のビデオシアターがあります。
ビデオシアターでは佐原の祭りの魅力を、余すところなく伝えています。

２階からは、普段は絶対に見ることのできない、上からの幣台(やだい)の様子をガラス越しに眺めることができます。また 佐原ばやし に使う楽器も展示されています。

	３階には企画展示室があります。 ここには幣台(やだい)の上に飾る大人形が展示されています。間近で見る大人形には迫力があります。 この人形は 上仲町 の「鷹狩りの太田道灌」です。